バーコード入力システム用サンプルデータと作業時間の算出関数
- バージョン
- ダウンロード 1
- ファイルサイズ 20.49 KB
- ファイル数 1
- 投稿日 2025年7月14日
- 最終更新日時 2025年7月14日
バーコード入力システム用サンプルデータと作業時間の算出関数
作業記録データ仕様書(バーコード入力システム用)
概要
このファイルは、バーコードリーダーを用いて作業記録を収集・管理するためのサンプルデータです。作業者のID、作業指示、作業種別などをバーコード入力で記録し、工程のトラッキングや集計・分析を支援することを目的としています。
🗂 データ構造
シート名
最初のシートに作業ログが記録されています。
カラム定義
列名 | データ型 | 内容説明 |
---|---|---|
worker_id | 文字列 | 作業者ID(例:M01234)。6桁の数値の前に "M" が付く。バーコードで読み取り入力される。 |
work_id | 文字列 | 作業指示ID(例:W5839201746357)。13桁の数値の前に "W" が付く。バーコード読み取り対象。 |
work_type | 文字列 | 作業種別ID(例:S001, S002など)。3桁の番号の前に "S" が付く。開始作業(S001)・終了作業(S002)などを識別する。 |
timestamp | 日時文字列 | データ入力日時(例:2025/7/6 11:54:54)。バーコード操作時に自動記録される。 |
開始終了ペア判定(関数参照) | 文字列 | S001とS002のペア判定の結果(例:OK/⚠️未ペア)。関数によりロジック判定。 |
開始から終了ペアの時刻表示 | 日時文字列/記号 | ペアとなるS002のタイムスタンプ(または "⚠️未ペア")。 |
経過時間計算 | 時刻または欠損 | S001→S002間の所要時間("hh:mm:ss"形式)。Excel関数により自動計算。 |
🔄 ペア判定ロジックの概要
S001
(開始)に対応するS002
(終了)が同一のworker_id
+work_id
組み合わせで存在する場合、「OK」判定。対応する
S002
が見つからない場合、「⚠️未ペア」と表示され、警告として処理。一部行では
経過時間
が「1900-01-03 hh:mm:ss」となっており、これはExcelでの日付シリアル値の表示起因(本来は時間だけでよいが、日付付きで出力されている状態)。
🧪 入力形式バリデーション(仕様要件)
項目 | 要件 |
---|---|
worker_id | 先頭 "M" + 数字6桁(例:M123456) |
work_id | 先頭 "W" + 数字13桁(例:W1234567890123) |
work_type | "S001", "S002", "S003" 等の形式 |
timestamp | 自動入力(システム時刻) |
📌 使用目的と活用イメージ
このデータ形式は、以下のようなシナリオで利用されることを想定しています:
作業者がバーコードリーダーを使って各IDを順番に読み取ることで作業開始/終了を記録。
データはリアルタイムまたはバッチでシステムに送信・保存。
Excel上での関数処理により、作業ペア判定や所要時間の自動集計が可能。
📥 入力手順(バーコード順序の想定)
work_type
(S001等)worker_id
(Mxxxxx)work_id
(Wxxxxxxxxxxxxx)自動で時刻記録
以上を繰り返し、S001とS002をペアにする
note
や備考がある場合は手動入力